ラージワークスペース ハプティックデバイス Virtuose 3D™

Virtuose 3D™はVirtuose 6D™の構造をベースに、並進方向に
のみフォースフィードバックを提供する6軸自由度、3軸力覚提示
の力覚フィードバック装置です。

Virtuose 3D™は、回転のフォースフィードバックを必ずしも
必要としないが、回転の位置制御が必要な1:1の仮想操作や遠隔
操作に特に適しています。
Virtuose 3D™は、リハビリテーションや医療用協働操作
ロボットに採用され、成功を収めています。

Virtuose 3D™ のハンドルには3つのボタンがあり、そのうち2つはプログラムで機能を割り振ること可能です。
このハンドルは、オプションのツールチェンジャーで交換することができ、さまざまな種類のオブジェクトを
ハンドルとして使用できます。
例えば、3Dプリンターで作られたオブジェを使えば、よりリアルに操作のシミュレーションができます。

また、調整可能な静的重量補正機能を搭載しており、上下反転させた状態での使用も可能です。

Virtuose 3D™ には、フォースフィードバックレベルを2倍にしたハイフォースバージョンも用意されており、
シミュレーションや遠隔操作など、非常に高度なフォースフィードバックを必要とするアプリケーションに最適です。

また、Virtuoseシリーズは、Haption社のソフトウェアソリューションにも対応しており、CADソフトウェアでの
組み立てシミュレーションや、3Dゲームエンジンでのよりリアルな没入体験の生成に直接利用することができます。

		Virtuose 3D™	Virtuose 3D™ HF
動作自由度		6自由度
力覚提示 / 位置検出		3軸 / 6軸
ワークスペース	並進	1330 x 575 x 1020 mm
	回転	330 x 130 x 270 °
最大提示反力	並進	35 N	70 N
	回転	-	-
連続提示反力	並進	10 N	30 N
	回転	-	-
最大制御剛性	並進	2000 N/m	10000 N/m
	回転	-	-
位置分解能	並進	0.016 mm	0.016 mm
	回転	0.35°	0.35°
フレームレート		1000 Hz
電源		100-240 VAC 50/60Hz
消費電力		標準：200W 最大:540W
本体重量		12 kg
ホストインターフェイス		Ethernet
ソフトウェアドライバー		Python™ for IPSI™、ROS™、ROS2™、CHAI3D™、ODE™ Matlab Simulink™、LabVIEW™
プラグイン対応アプリ		3DExperience™、Catia™/Delmia™ V5、Solidworks™