LPMS-CURS3は、複数の通信インターフェースを備えた高性能の小型慣性測定ユニット(IMU)です。
CANバス、USB、およびUARTを統合するLPMS-CURS3は、サイズとコストに敏感なアプリケーションの
機械と人間の両方の動きの測定に完全に適合します。LPMS-CURS3はコンパクトなハウジングレスで、
ご使用のデバイスへの組み込みに最適です。
LPMS-CURS3のすべてのバージョンがUSB通信をサポートしている一方で、ファームウェアでサポート
されているのは1つ(RS232、TTLシリアルまたはCANバス)のインターフェースのみであることに注意
してください。ご注文の際は、ご希望の通信モードをお知らせください。
このユニットには、オンボードですべての計算をリアルタイムで実行できる32ビットのデジタルシグナル
プロセッサが含まれています。
LPMS-CURS3のCANバスインターフェースにより、センサーをより大きなCANバスインフラストラクチャ
に接続できます。センサーは、最小限のCANopen実装と、カスタマイズ可能なシーケンシャルCANメッセ
ージ形式をサポートします。CANバスを介して送信される測定データの量は、LPMS-Controlソフトウェア
で自由に構成できます。センサーの転送速度設定に応じて、最大500Hzのデータ速度を実現できます。
仕様
| LPMS-CURS3-CAN | LPMS-CURS3-RS232 | LPMS-CURS3-TTL | |
| オイラー角の範囲 | Roll: ±90° Pitch: ±180° Yaw: ±180° | ||
| 分解能 | < 0.01° | ||
| 精度 | < 0. 5° (静的)、< 2° RMS (動的) | ||
| データ出力フォーマット | Rawデータ / オイラー角 / クォータニオン / リニア加速度 / 気圧 / 温度 | ||
| 内部サンプリングレート | 500 Hz | ||
| 通信インターフェイス | CANバス | RS232 | TTL(UART) |
| 最大ボーレート | 1M bps | 921600 bps | 921600 bps |
| 通信プロトコル | LPCAN / CANOpen | LPBUS/ASCII | LPBUS/ASCII |
| 最大データ更新率 | 500 Hz | ||
| 加速度計 | 3軸、±2 / ±4 / ±8 / ±16g、16 bits | ||
| ジャイロスコープ | 3軸、± 125 / ± 250 / ± 500 / ± 1000 / ± 2000/ ± 4000°/s、16 bits | ||
| ジャイロスコープのノイズ密度 | 0.005 dps/√Hz | ||
| 地磁気センサー | 3軸、±2 / ±8 ガウス、16 bits | ||
| 圧力センサー | 300 ~ 1100 hPa | ||
| 消費電力 | < 135 mW @ 5 V | < 110 mW @ 5 V | < 90 mW @ 5 V |
| 作動温度 | -20 ~ 80 ℃ | ||
| サイズ | 22 x 28 x 7.65 mm | ||
| 重量 | 4g | ||
| 電源 | 5V ~ 18V DC | ||
| コネクタ | BM08B 1.25mm | Micro USB-B | ||
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